七夜月 2024
蓮の開花は早い。
そんなわけで、いつものフラワーセンターで蓮の早朝開園が実施されましたので張り切って早起きしました。
早起きして早朝に出かけたといっても暑さは尋常ではなく、あっという間に汗だくになってしまう始末。
水分補給だけはかかさぬように、気を付けながらの鑑賞です。
淡い色合いが美しい一重咲きの淀姫という品種は、淀城の跡地に咲いているのが名の由来だそう。
平山芙蓉は同じく淡い色合いが綺麗な蓮ですが、八重咲きな為か可憐な感じがします。
鮮烈な色が印象的な斑桃という品種は、水滴の影響か艶やかな感じもしたのですが、開ききると少し可愛げがあるような。
斑桃がというよりは、開ききった蓮全般に感じることかもしれません。
開くと印象が違うという点では喜鶴という品種もなかなかなもの。可憐な咲き初めから清麗な咲きぶりは、目を見張るものがあります。
一方、白で一重ともなると印象は変わらないですが、凛とした佇まいから涼やかに咲いていく清涼な雰囲気は束の間暑さを忘れられる心地。
今回は、宮西という品種が白蓮のなかでは上手く撮れたのではと自画自賛です。
碧蓮白八重は名の示す通り、白の八重咲き。壮麗な花容は見飽きるということがありません。
大灑錦という品種は、斑蓮と分類される品種。爪紅とは違った紅色の入りかたが面白いなといつも注目してしまいます。また斑蓮で八重咲きというのは珍しいのだそうです。
毎回、ポンコツな記憶力のせいで「初めて見た?」な品種があるわけですが、今回の初見枠は西施という品種。色合いのせいか、咲き初めと咲き終わりのどちらも可愛い感じで撮れた気がしています。
さて、もしかして初見?があれば、毎回見てる気がする&流石に覚えた勢もあるわけで、蓮での代表枠その壱は毎葉蓮です。
花の形なのか色合いなのか、どこなのかと聞かれるとよく分からないのですが、どことなく格好良い…となって毎回撮っている気がします。
また金錦旗と北稲という蓮は、咲き初めがかなり可愛く撮れたのでは!?と思い上がっているところです。
見返してみると、今年の蓮見では白蓮があまり撮れなかったという気がします。
いや、それなりに見られる程度の写真と絞っているからで、咲いているのは沢山見ているんですけども。
そして、時期外れの鉢がずらりと並んでいる時はそれほど意識しないのですが、いざ鑑賞するとなると種類が本当に多いので毎回多さに驚いている気がしています。
おはようの代わりに、暑いですねが挨拶となっている今日この頃。
早く涼しさを感じる季節になって欲しいものです。